有限会社 グリーンワールド 八女
有限会社グリーンワールド八女は、福岡県南部、熊本県と大分県の県境に位置する八女市で、八女茶の栽培・荒茶製造から始まり、緑茶の製造技術を活かした大麦若葉の生産、また2019年より抹茶の原料である碾茶を生産するため最新の工場を建設し、八女抹茶の生産を始めました。
大幅な合理化と労働力の創出によって、安定した経営を実現し、今後の八女茶生産を展望し一層の技術改善による最高級茶生産を目指しています。また、高齢化が進む地区内で、地域の農業者との一層の連携をとり信頼できる経営体として発展していきたいと考えています。
2021年に「JGAP」の認証を習得しました。
「JGAP」とは?
JGAPは、農業において、食の安全、環境保全に取り組む農場に与えられる認証であり、労働安全、人権の尊重に係る基準も含まれています。
IGAPは、農場やJA等の生産者団体が活用する農場・団体管理の基準であり、認証制度です。農林水産省が導入を推奨する農業生産工程管理手法の1つです。
GAP認証とは
GAP(ギャップ)はGood Agricultural Practiceの頭文字をとった言葉で、直訳すると「よい農業の取組」という意味になります。一般的には「農業生産工程管理」と呼ばれています。農林水産省では、「工程管理」のことを「農産物を作る際に適正な手順やモノの管理を行い、食品安全や労働安全、環境保全等を確保する取組」と説明しています。GAPに取り組むことで、わたしたちが口にする食品の安全や自然環境の保全、生産者の労働安全や人権の保護に配慮し、将来的には持続可能な農産物の供給につながります。
生産者がGAPを正しく実践していることを第三者に審査してもらう制度が「GAP認証」です。この認証を取得することで、生産者が適正な農場の運営を行い、持続可能な農業に取り組んでいることを見える化できます。GAP認証にはいくつかの種類があり、日本の農業のために作られたのがJGAPです。
JGAPは以下の取組を実践することで農業の持続可能性につなげます。
農業の持続性に向けた取組
◆農場経営管理(責任者の配置、教育訓練の実施、内部点検の実施等)
◆人権保護(強制労働の禁止、差別の禁止、技能実習生の適切な労働条件の確保等)
◆労働安全(機械・設備の点検・整備、薬品・燃料等の適切な管理、安全作業のための保護具の着用等)
◆環境保全(適切な施肥、土壌浸食の防止、廃棄物の適正処理・利用等
◆食品安全(異物混入の防止、農薬の適正使用・保管、使用する水の安全性の確認等
会社概要
社名 :有限会社グリーンワールド八女
代表者:城後 博樹
所在地:〒834-0062 福岡県八女市岩崎114-3
TEL:0943-24-0502
FAX:0943-22-9090
設立 :平成12年1月
受賞歴
平成16年 福岡県茶園共進会 煎茶園 農林水産大臣賞受賞
平成17年 第59回全国お茶まつり 普通煎茶30kg 農林水産大臣賞受賞
平成24年7月 第61回全国農業コンクール 名誉賞(農林水産大臣賞受賞)
平成24年10月 第51回農林水産祭 天皇杯受賞
令和3年 JGAP取得
天皇杯とは?
過去1年間の品評会から選ばれた、個人や団体の日本産業賞 大賞(農林水産大臣賞)を受賞した中から、特に業績の高かった最優秀者に対して与えられる賞。
平成24年10月 グリーンワールド八女は、蚕糸・特産部門で、天皇杯を受賞しました。